こんなに彼が好き…


 リクエスト企画が終わり、脱稿、入稿が済んで、すっかり気が抜けた和泉綾がネタ切れに困り、苦肉の策で適当に頭に思い浮かんだキャラたちを集めたら…
一応ネタふりは、『こんなルルーシュが好き♪』もしくは『ルルーシュのこんなところが好き♪』と云う事になっている。
ただ…集めたキャラ達は基本的に『自分が一番ルルーシュを愛している!』と云う、強い自負があるので、一筋縄でいく訳もなく…
最後は収拾つくかどうかは解らないところにあり、と云うか、放置を決め込んでいるので、中々大変な会話が繰り広げられること間違いなし…。
ちなみに、解説とかいれるのはめんどくさいので、とりあえず、対談形式でだらだらと話をさせて見ようかと云う事になっており、殆ど、『好きに喋っててね…♪』的なノリで、和泉綾のやる気のなさが滲み出ている。
色々、働かない頭で考えては見たものの、いくつか上がったネタは、現在のこの状態で『物語』として成り立たせる事が相当難しいと云う状況に陥っており…
今日はこれで乗り切れても、明日はどうしよう…ってな感じで…。
実は、今日も、仕事しながら、空いているパソコンとプリンタを使ってイベント用のコピー本の印刷なんかをしていたり…(さっさとやっておかないとイベント直前になって徹夜続きなんて事にもなりそうなので…)←この辺りは仕事柄、複合機とか、うちに3台もパソコンがあると便利だな…とか思ってたりして…
難を云うと…少々古いバージョンの複合機なんで、音が結構うるさい事、あと、少々複雑印刷をさせると、時々困って考えて止まっちゃうと云うところだろうか…(こんな話はどうでもいいだろう…)
そんな事はともかく…今回のメンバーはスザク(こいつは王道だ)、シュナイゼル(こいつがいないと話にならない)、ナナリー(このキャラはいないとまずいでしょ)、ロロ(色んな意味でこう云ったところでは報われるといいなぁと思いつつ、ここではなかなか報われないキャラだけど)、カレン(微妙にここに来て大丈夫だろうか?)、玉城(恐らくこいつがここで一番命が危うい)、シャーリー(この中では一番穏やかでいられそうなキャラだけど)…以上の7名…
対談形式なので、恐らく、会話の途中で予定の尺を超えてしまう可能性が大なので、どこで終了してしまうか解らないと云う微妙に、見切り発車も体外にしろ!と云う声も聞こえてきそうだが…
現在のところ、ネタはあってもちゃんと『物語』に出来る自信がないので…でも、折角続けている1日1作は続けたいと云う…何とも大バカ者な事を考えていたりする。
内容的にはほぼ90%ギャグになって行く予定なので、ここまでの説明で『私、パス!』と云う方はここでレッツ・リターン♪
とりあえず、ここまで長々と説明を続けてきたが…
殆ど、和泉の現状と云い訳で終始している。
まぁ、たまにはこんな形でもいいかなぁ…と云う、甘っちょろい考えの下で書かれているので、余り鋭いツッコミを入れたら…暴れちゃうぞ♪

シュナイゼル(以下シュナ):はて…?ここでルルーシュを語るのかい?勿論『私のルルーシュ』は…

ナナリー(以下ナナ):誰がシュナイゼル異母兄さまの…ですか!?お兄様は私の…

スザク(以下スザ):何を云っているのかな?ナナリー…君はしっかりと僕とルルーシュに『お二人は私の敵です!』って云ってるじゃないか…

カレン(以下カレ):否、そこで、そんなヘビーネタを持ってきちゃうのって…

玉城(以下玉城):そうだ!『ゼロ』は俺の親友だ!

ロロ(以下ロロ):とっとと兄さんを裏切った人が何を云うんですか…

シャーリー(以下シャリ):そこまで込み入った話は解らないけれど…でも、の為に命かけたのって…私と…ロロだけ…よね?他の人はみんな、殺そうとしてるけど…

ロロ:そうですよね…そう云えば…。しかも、兄さんに命を助けられながら、裏切ったメンツも結構いますね…

シャリ:まずは、スザク君でしょ?それから、この玉城って人?それからカレンに…広い意味で云えば、ナナちゃんも?

ロロ:そう思うと…『ナンバー1』って…僕か、シャーリーさんのどちらかですか?でも、僕の場合、誰もが兄さんを『裏切り者』とか云って、集団リンチに近い状態にしている中でも僕だけはちゃんと兄さんを信じていて…最後にはちゃんと…『弟』だって云って貰えたし…

シュナ:しかし、君も最初はルルーシュを見張り、ルルーシュの記憶が戻ったと確認したら殺すつもりだったのだろう?ロロ…

スザ:本編のあの鬼脚本で…その部分を突っ込まれると…結構辛いけど…でも!僕は…あの鬼脚本の中ではどんなキャラであったとしても…この、和泉稜ワールドでなら、ルルーシュへの気持ちは誰にも負けない!これは、執筆者の趣向が味方だからね!

カレ:それって…私と玉城って…相当不利なんじゃ…(;-_-) =3 フゥでも、そんなんだったらなんで私と玉城まで呼ばれている訳?

ナナ:それは多分…ここの執筆者さんのある意味底意地の悪い趣味だと思いますが…。未だに、カレンさんや玉城さんについてはボロクソですし…

スザ:ああ…確かに…拍手ページやっていてもそんな感じだけど…。ただ、彼女の場合、カレンや玉城と云うよりも、扇に対する集中攻撃だな…。ほら、彼の場合、命を助けた『ゼロ』よりも、自分を殺そうとしたヴィレッタ卿の云う事信じて追い落としたからね…

シュナ:確かに…あそこまで愚かな男を使わなければならなかったルルーシュがあまりにも哀れだ…

ナナ:シュナイゼル異母兄さま…あなたがその口で云いますか…

シャリ:どっち道、ここにいる全員、何かしら、ルルには後ろ暗いところがあるって事よね…。まぁ、私もルルを殺そうとしちゃったけど…。でも、最後の最後には私が死ぬ時…ルル…泣いてくれたし…♪

ロロ:そこ…『♪』を付けるところですか?

シャリ:だぁって…あのルルが泣いてくれたのよ?誰かが死んでルルが泣いたのって、ユーフェミアさまと私だけじゃない?

スザ:あ、確かにそうかも…。と云うより、『黒の騎士団』では、ルルーシュが泣かなくちゃならない程の人…あんまり死んでないような気がするし、確かに1期のラストでたくさん死んでるけど…指揮官が一人一人の死に悼んでたら、即刻その指揮官の率いている軍が負けるしね…

シュナ:そもそも、『戦争』をしていて、犠牲者が出ない方がどうかしている…。片方が一方的にやられて、片方が一切犠牲者が出ない事を『虐殺』と云うのだがね…。『黒の騎士団』は基本的にそこのところを解っていなかった…。ルルーシュも苦労していたんだろうなぁ…とは思うね…。あそこまで追い込んでいたのは私だが…

カレ:そうよ!元はと云えば、この金髪野郎が単純で考える事をしない扇さんや玉城にいらない事を云って『黒の騎士団』を追い詰めたんじゃないの!

玉城:カレン…それって…俺があまりに脳タリンだと云っているように聞こえるが?

シュナ:おや?君は自分が頭がいいと思っていたのかい?ルルーシュの云っている事を一つも理解できていなかったのに…?

ナナ:シュナイゼル異母兄さま…この方たちにお兄様と同じレベルでお話しされたのですか?そんな事をしても、お兄様と同じレベルのお返事が来る訳がないではありませんか…

カレ:ナナリー…可愛い顔して結構きついわね…

スザ:まぁ、真実を云われるとぐさっと突き刺さるよね…。あの場にカレンがいたら…少しは変わっていたのかなぁ…

シュナ:まぁ、彼女がいたら、もう少し違った言い方をしていたと思うがね…。仮にも彼女は『ゼロ』の親衛隊長だったのだろう?

カレ:仮にもって何よ!仮にもって!(#゚Д゚)ゴルァ!!

シャリ:カレンって…かつてはルルと付き合っているんじゃないかって疑った事もあったのに…心配しなくてもよかったのね…。ああもあっさりルルを裏切っちゃって、信じなかったんだもんね…

ロロ:その点では僕が一番じゃないですか?兄さんには相当邪険にされていましたけれど…でも、僕は絶対に兄さんを裏切りませんでしたし…。勿論、改心してからですけれど…

スザ:僕の場合、本編での立ち位置とか、性格とか…凄く複雑だったから…本編ルートで考えると、まぁ、どうとでも取れるキャラクターだったと思うけれど…。でも、ルルーシュを手にかけた…これは、ルルーシュと僕の『ゼロ・レクイエム』の作戦で…あの場で、あの役目を僕にくれたって事だよね…。少なくとも、あの時に使える筈のコマはカレンでもよかったけれど…でも、カレンはただ、守られる側にいた訳だし…

ナナ:そのお兄様の意思を引き継いだのは私ですけれど?

シュナ:私はルルーシュに私の能力を認めて貰えたからね…。だから、『ギアス』をかけられてしまった訳だが…。少なくとも、ルルーシュにとっては、『黒の騎士団』のメンツよりも使えると判断をしてくれたのだろう…(悦)

玉城:『ゼロ』はあの時…結局誰も殺さなかったじゃねぇか…。お前の場合、放置しておくとロクな事にならないから…だから、『ギアス』かけられて邪魔しないようにしただけじゃねぇのか?

カレ:玉城もたまにはいい事云うじゃない…

玉城:たまにはってなんだよ!たまにはって…

シャリ:なんだか…みんなして、ルルを追い詰めたのに…その責任逃れしているみたいに聞こえるけど…

ロロ:まぁ、実際そう云う部分は拭えないんじゃないですか?実際に追い詰めていたメンバーたちばかりですし…。和泉稜ワールドは『ルルーシュ至上主義』だから、皆さんが、兄さんを愛しているって事になっていますけれど…

シャリ;まぁ、確かにねぇ…。スザク君はそれなりに複雑な事情が絡んでいるみたいだけど…

カレ:シャーリー…よっぽどあの本編に不満があるのね…

シャリ:そりゃそうよ!本当は…私だって、ルルの為に戦いたかった!ルルがあんな風に一人ぼっちで…ナナちゃんの為に頑張っていて…それなのに、最後の最後にはずっと、ルルに助けられていた筈の人物から『悪逆皇帝』呼ばわりだもの…。やっと、スザク君と和解したかと思えば…ただの取引だったんだし…。私が生きていたら…絶対に殺させなかったのに!

ロロ:シャーリーさん…落ち着いて…

シャリ:ロロだって酷いと思わないの?本編ではあんなに頑張っていたのに…ここの執筆者が『スザルル至上主義』って事で、私たち、完全に蚊帳の外なんて…( ┰_┰) シクシク

スザ:気持ちは解るけど…ただ…ここでの僕の扱いも結構大変だよ?これまでの対談でも結構ぶっちゃけているけれど…

シュナ:君が云うと結構嫌味に聞こえるね…

ナナ:シュナイゼル異母兄さまはまだいいです!何故か、ここでリクエスト企画すると、必ず1つは『シュナ×ルル』リクがあるんですから!私なんて…私なんて…

カレ:ナナリー…それでもあんたは、結構いいポジションに立たせて貰ってるじゃない…。私…いつの頃からか、『幼馴染シリーズ』以外だと、結構な扱いよ?

玉城:なんだよ!おめぇら!俺なんて出番すらねぇよ!

スザ:ああ…玉城と扇を出すと、どうしても『アンチカラー』が強くなって、読者様からご指摘を受けるようになったからって、極力出すのを減らしているんだって…。確かに、書き出すと凄い話になるからね…。何度か、お叱りの声に近い御指摘も頂いたそうだし…

シャリ:まぁ…気持ちは…解らなくもないけれどね…。私も、少し同感…

ロロ:僕はもっと同感です!僕…実際にその所為で死んじゃったんですし…

カレ:二人とも…結構きついわね…

シュナ:ルルーシュも…一人で何もかもやり過ぎたね…。尤も、あんな連中では、ルルーシュが枢木卿以外の人間を信用していたとしても使えなかっただろうけれどね…

ナナ:お兄様の事…よく見ていらっしゃるんですね…。

シュナ:それは勿論じゃないか…。私の可愛いルルーシュの事なら何でも知りたいと思う…。これが可愛い異母弟を慈しむ、異母兄の愛と云うものだ…

スザ:その愛情を向けられてしまったルルーシュに少し同情しますけれどね…

シュナ:何か云ったかな?枢木卿…

スザ:いえ…別に…

ロロ:僕は…僕と兄さんとラブラブしている話を掻いて欲しいのになぁ…

シャリ:あ、私も!どうしても、自分で書くとなると、スザルル寄りになっちゃうし…。リクエストで来ると、色々書いているみたいだけど…

カレ:じゃあ…これを読んでいる人たちにお願いでもしたら?

ロロ:そうですね!みなさん、(いつあるか解りませんが)次のリクエスト企画の時には是非とも僕と兄さんがラブラブに…

シャリ:私も!私も!

玉城:必死だなぁ…

カレ:あんたの場合、パラレルストーリーでルルーシュを強姦して後々叩きのめされる役にされそうだけどね…

シュナ:流石にそんな事をしたら…いくら『我慢強い』私でも黙ってないな…

スザ:そんな事したら…きっと、玉城は僕が嬲り殺して、僕自身の手で綾を地獄を見せてやる!

シャリ:嬲り殺すんだ…Σ( ̄◇ ̄;;;;

ロロ:少なくとも、本編では白キャラだったのに…

スザ:いいんだよ…。本編で僕のキャラって定まってなかったし…

ナナ:それでいいんですか?スザクさん…

スザ:だって…定まっていないものは仕方ないだろ?実際に、色んなキャラクターに変化しても違和感がないから…

シュナ:だから、話しを掻く方としては難しいようだけれどね…

カレ:あんたは腹黒過ぎて、書きにくいと思うけど?

玉城:この中で一番キャラがぶれていないのは俺じゃねぇの?なんか…客観的にみるとそんな感じがする…

シャリ:へぇ…客観的に見るだけの頭があったんですね…

ロロ:シャーリーさん…そこまで云ったら失礼ですよ…。仮にも年上の方ですし、怒らせたら何をするか解りませんよ?

カレ:ホント…凄い云われようね…



そうして…彼らは話しを弾ませている内に…夜は更けて行く…

(とにかく)終わる…

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